スポンサード リンク



第30回からガイドライン(出題基準)変更で応用力試験が多めに

第30回管理栄養士国家試験(2016年3月実施)から、新たな出題基準(ガイドライン)が適用されます。

 

管理栄養士,資格取得,通信講座,国家試験

 

リンク:厚生労働省:管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会 報告書

 

社会・環境と健康、人体の構造〜、臨床栄養学、公衆栄養学の出題数が少し減っていますが、注目するのは応用力試験の出題数が20問に増えている点です。

 

応用力試験は、複数の科目から総合的な問題が出題され、管理栄養士として高度な専門知識や判断力が求められます。これまでは暗記量で勝負する方も多かったのですが、これからはより深い理解力を問われるので対応した勉強をしておく必要が出てきます。

 

他にも細かなところが変わっているので確認していきましょう。

 

ガイドライン変更で変わった項目

 

社会・環境と健康

社会や環境の変化に伴って、小項目に関連する事項が加えられました。

 

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

同じく小項目に変更が見られますが、大きな変化はありません。

 

食べ物と健康

平成27年4月からの「食品表示法」の施行に関係して、
大項目5の「食品の表示と規格基準」の中項目A「食品表示制度」、B「健康や栄養に関する表示の制度」において、小項目が変更されています。

 

基礎栄養学

大きな変更はありません。

 

応用栄養学

大項目1の「栄養ケア・マネジメント」から、「栄養スクリーニング」がなくなりました。また、中項目が4項目から3項目に減りました。

 

栄養教育論

大項目3の「栄養教育マネジメント」のなかの中項目に「栄養教育マネジメントで用いる理論やモデル」の項目が追加されています。

 

臨床栄養学

旧ガイドラインで9つあった大項目の一部が、今回の変更により大項目2の「傷病者・要介護者の栄養ケア・マネジメント」に組み込まれ、大項目の数は3つとなり、中項目・小項目も整理されました。

 

公衆栄養学

大きな変更はありません。

 

給食経営管理論

「給食の生産(調理)」が大項目4の「給食経営における品質管理」に含まれ、大項目は8項目から7項目に減りました。

 

各科目の項目の変更は以上です。これらは試験には直接影響していないので確認しておく程度でいいでしょう。

 

応用力試験の出題形式が変わります!

 

出題形式に関しては、正しいもの(5つの選択肢から1つないし2つの正解肢)を問う方式を原則とすることが望ましい。なお、応用力試験など栄養管理を実践する上で必要な思考・判断力、基本的な課題に対応する能力を評価する問題では、最も適切なものを問うこととする。(報告書より)

 

応用力試験では新たに「最も適切なものを問う形式の問題」が出題されることになります。これにより選択肢が単純に「正しい」か「誤っている」かではなく、問題設定に対する「最も適切なもの」を選択しなければならなくなります。

 

したがって、曖昧ではなく正確な知識をつけておかないと解くことは難しいでしょう。単純な消去法では正解することができなくなっています。

 

スポンサードリンク