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栄養士が誕生した経緯を知っておこう

栄養に関する関心が高まっている時代です。食の安全、あるいは食育といった概念が注目を集めていることもあり、日々の食事が心身の健康にどのような影響を及ぼすのかが重要視されるようになっているのです。そんな状況もあり、栄養士、管理栄養士の資格・仕事にも注目が集まっています。

 

ではそもそも栄養士という資格はどのような経緯で誕生したのでしょうか。栄養士法が誕生したのは1947年のこと。まだ戦後の余燼がくすぶり、厳しい食糧事情に晒されていた時代です。

 

食事の不足から栄養失調に陥る人が多く、とくに子供の健全な成長が危ぶまれていた状況下、栄養士法が制定されたのでした。ただ、この法律が成立する以前にも特定の養成施設を修了した者が栄養士を名乗って活動を行っていました。

 

管理栄養士が誕生したのはもう少し後、1962年のこと。栄養事情が好転し、高度成長時代に差し掛かる頃です。食糧不足ではなく、その質が問われるようになった時代においてニーズに合わせるようにして誕生しました。よりよい食生活を、心身の成長に役立つ食事をもたらすための資格として注目されるようになります。

 

なお、現在のように国家資格を受けて管理栄養士の資格取得を目指す方式になったのは1985年。それ以前は国家試験がない状態で資格の取得が行われていました。

 

このように、栄養士・管理栄養士は戦後の食糧事情と経済発展、生活の進歩と密接な係わりを持ちながら誕生・変更されてきました。これからも人々の食への関心とともにさまざまな役割が求められていくことになるでしょう。

 

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