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ばっかり食べは直すべき?

子どもの「ばっかり食べ」が直りません。いくら注意しても、おかずを先に食べて、ご飯を後から食べています。行儀が悪いと聞いたので無理にでも直したほうがいいのでしょうか?

おかずならおかずだけ、ご飯ならご飯だけ、スープならスープだけ、というように、まず一つに箸をつけると、ほかのものには一切手を出さずになくなるまでそれを食べ尽くし、次の食事に手をつけると同じようにそればかりを食べることを「ばっかり食べ」といいます。

 

「片付け食い(かたづけぐい)」、「一丁食い」などとも呼ばれますが、子どもがこのような食べ方をしていたら、早めに直してあげたほうがよいでしょう。

 

日本の食事作法では、いろいろな食べ物を交互に口に運ぶ「三角食べ」があります。並んだ料理を、「ご飯→おかず→汁物」といった順にお箸を三角に動かしながら食べる様子からきています。

 

ひとつの献立には、甘い、辛い、すっぱい、しょっぱいなど、いろいろな味の食べ物が並んでいます。私たちは、からいおかずを食べたら、ご飯を食べて味を中和し、しょっぱいものを食べたら、今度は汁物を飲んで中和しています。これは無意識のうちに行っています。

 

このようにバランスよく食べる三角食べは、口の中で味や濃さを調整し、さらには味の深みを感じることができるので、味覚を発達させることができます。

 

また、ばっかり食べは、ついつい自分の好きなものだけを一気に食べることになります。癖が直らずに大人になってばっかり食べをしていると、同卓した相手にあまりいい印象を与えない可能性があります。手作りの料理を振る舞ったとき、「これはあまり美味しくないから避けているのかな」と思われるかもしれません。

 

バランスよく食べることは、相手の気持ちを推し量ったり、思いやりの気持ちを持ったりといったバランス感覚を育むことにもつながります。

 

時代の変化は考え方も変わり、残さず食べるのであれば直さなくても問題ないという意見もありますが、やはり三角食べの素晴らしさ、おいしさを体感してもらうために、ばっかり食べの癖は直してあげたほうが良いでしょう。

 

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